MENU

普及活動

森と人を育てるコンクールの実施

趣旨

全道の各地域において適切な森林整備を実践し、模範となる優良林分を育てている森林所有者と木育の実施団体等を評価・表彰し、林業技術の向上や森林づくりに対する道民の意識高揚と参加促進を図ります。

主催

森と人を育てるコンクール実行委員会
(公益社団法人北海道森と緑の会、一般財団法人北海道造林協会、北海道森林組合連合会、北海道の4者で構成)

受賞者

講演会

令和3年度の開催概要

  • 日 時:令和4年3月18日(金)13:30〜
  • 場 所:ホテルポールスター札幌 2階ポールスターホール

  • −特別講演−
  • 講 師:千歳林業株式会社 代表取締役  栃木 幸広 氏
  • 演 題:千歳林業の林業経営・新型コロナウイルスとの闘い

    • スライドPDFダウンロード(3.77M)
    • 【講演要旨】
       昭和63年2月に北海道でも有数な豪雪地帯である倶知安町で所有山林ゼロからスタートした千歳林業㈱が、現在17,000ヘクタールの社有林と70名の従業員、70台の林業機械、70台の車両等を駆使して年間70,000~95,000㎥の木材生産量を行う事業体になったのか、先代の苦労話を交えながらお話ししたいと思います。
       また、1昨年から消費税増税や新型コロナ感染症予防対策の影響で、木材が売れないという非常事態に直面しましたが、1人も休業させることなく何とか乗り越えてこれたのは社有林があったおかげですが、それはどうしてなのかについてもお話しさせて頂きます。
       林業は厳しいというイメージを少しでも払拭し、楽しいと思える林業にしていくために、悪戦苦闘の毎日ですが、「大規模自伐林業」と関連事業を連携させた経営内容も紹介させて頂きます。

      −会員発表1−
    • 発表者:札幌市建設局みどりの推進部みどりの管理課 自然緑地係長 上田 剛 氏
    • テーマ:札幌市における森林環境譲与税を活用した取組

    • 【発表要旨】
       札幌市は、市域面積の6割以上を森林が占め、民有林面積は1万5千ヘクタール以上あるものの、林業や木材産業が主たる産業ではなく、放置された人工林も多く存在しているところです。
       そのような状況の本市における、森林環境譲与税を活用した森林経営管理制度の取組、市独自の森林整備補助事業、地域材利用等のこれまでの取組と、今後の森林施策の展開方向などについて発表します。


      −会員発表2−
    • 発表者:遠軽町 遠軽地区森林組合 参事 三瓶 英樹 氏
    • テーマ:森林・林業における人材確保の現状と取組

    • 【発表要旨】
       私は遠軽地区で30年間、森林・林業の仕事に携わっているが、この間、林業従事者の減少や高齢化が進み、森林組合に人材の確保について、相談される機会が多くなり、更に事業の縮小や廃業する会社などを多くみてきました。
       これらは地域課題と捉え、地域林業関係団体で構成している遠軽地区林業推進協議会で協議し、ただハローワークに求人を出して人材を待つだけでなく、まず地域住民に「森林・林業の魅力を多くの人に発信し、知ってもらおう!」をテーマに、平成27年度から「林業合同説明会」を実施しています。
       この地域林業における担い手対策・人材確保の現状と取組について発表します。

    令和2年度の開催概要

  • 日 時:令和3年3月19日(金)13:30〜
  • 場 所:ホテルポールスター札幌 2階ポールスターホール

  • −特別講演−

  • 講 師:朝日航洋株式会社 代表取締役社長 尾暮 敏範 氏
  • 演 題:安心安全な社会、持続可能な社会の実現に向けて〜朝日航洋の事業活動〜

  • 【講演要旨】
     日本列島ではこれまでにない規模の風水害や地震などが頻発し、住民の安全・安心や経済活動が大きく影響を受けている。そのような背景から政府は強くしなやかな国民生活の実現のため、平成30年に国土強靱化基本計画を見直し、インフラ・防災・減災などのあらゆる場面で新技術の活用を推進している。
     近年、ドローンによる映像の有用性が認知され、貴協会においても昨年度、災害時や平常時の森林の状況把握を目的とした講習が開催され、当社も微力ながら協力した。
     当社は、ヘリコプターを使った航空事業と地図を基盤とする空間情報事業の2本柱で全国展開をしている。直近ではSDGs、Society5.0に基づき、ドローンやMMS(モービルマッピングシステム)などを利用した情報収集・提供と、ドクターヘリや有事の際の物資輸送などで社会に貢献している。
     本講演では、創業66年を迎えた当社のチャレンジの歴史とともに事業活動を支える仕組みを紹介する。

    −会員発表−

  • 発表者:北見市農林水産部農林整備課 森林管理係長 大木 康博 氏
  • テーマ:北見における森林環境譲与税を活用した取組について

  • 【発表要旨】
     北見市の森林面積は94,500haで、総面積の約66%を占めており、その内民有林面積は約35,200haあり、また、民有林における人工林の割合は約53%となっており、豊かな森林資源を活用した林業・木材産業は本市の基幹産業のひとつとなとっています。
     本市では、森林環境譲与税の創設を受け、「森林環境譲与税の活用に向けた基本的な考え方」を策定するとともに「森林整備の水準に関する目標」を策定し、森林環境譲与税を活用した事業に取り組んでいるところです。
     本発表では、令和元年度から実施している森林環境譲与税を活用した森林整備事業などの取組みについて報告します。

    令和元年度の開催中止について

    新型コロナウイルス感染症の道内における感染状況等を勘案し、本年度の会員発表会については開催を中止いたしました(2月26日付け新着情報でお知らせ)。つきましては、先に会員各位に通知した発表概要等を次のとおり普及いたします。

    発表1:岩見沢市は、総面積(48,102 ha)の約34%が森林(16,114 ha)で、その森林の約48%を占める私有林(7,688 ha)の内、約12%(917 ha)が未整備森林となっております。市は未整備森林に対する取組として、本年度から5年間で森林所有者に対し森林経営管理法に基づく意向(アンケート)調査を実施し、森林施業への働きかけや森林経営計画への参画を促しております。また、森林環境譲与税を財源とした岩見沢市私有林整備事業を創設し、未整備森林の施業実施に向けた取組も進めております。本発表では、意向調査を実施し私有林整備事業の創設までに至った経緯や、これまでの取組経過、今後の展開等について報告します。

    発表2:北見市の森林面積は94,500haで、総面積の約66%を占めており、その内民有林面積は約35,200 ha あり、また、民有林における人工林の割合は約53%となっており、豊かな森林資源を活用した林業・木材産業は本市の基幹産業のひとつとなっています。本発表では、今年度より譲与されている森林環境譲与税を活用した森林整備事業などの新たな取組み、また、次年度からの森林環境譲与税を活用した取組内容について報告します。

    平成30年度の開催状況

    発表1:月形町産業課の井川健氏から「月形町有林整備プランの作成と道有林との共同施業の取組」と題して、平成28年から平成29年にかけて空知地区市町村森林整備計画実行管理推進チームとともに取り組んだ、平成30年度からの10年間の町有林整備プランと道有林との共同施業について報告があった。

    発表2:中標津町農林課の中川由樹氏から「中標津町におけるJークレジット制度の取組について」と題して、平成25年度から取り組んでいるカーボン・オフセットの販売と得られた資金による間伐や植栽等の推進について報告があった。

    その他普及活動

    令和3年度 造林作業の自動化・軽労化システムの構築に向けた実証・普及について

    【取組概要】
     (一社)北海道造林協会では、これまで(株)筑水キャニコムの全面的な協力を頂きながら、造林・下刈り分野の機械化による軽労化・省力化に取り組んできており、多目的造林機械である「山もっとジョージ(現在は「山もっとモット」に名称変更)」の製品化など、大きな成果を見てきている。
     しかし、今後とも一層軽労化・省力化を進めるとともに、安全・安心な職場環境を整え若年就労者の新規参入と定着を促す必要があるため、千歳林業(株)・(株)筑水キャニコム・道総研林業試験場とコンソーシアムを構成し林野庁の「先進的林業機械緊急実証・普及事業」に企画提案を行い採択されたことを受け、令和3年度において機械化による地拵え〜植付け〜下刈り作業のシステム化に向けた実証・普及事業に取り組んだので、その概要をお知らせする。